四十九日忌、一周忌、三周忌などの法要を営むときは、できれば2ヶ月以上前から準備を始めましょう。
◆法事の準備と手順
日程
年忌法要は原則として祥月命日に行えれば良いですが、そうならない場合が多いです。
そういう場合は、祥月命日より前に法要を行います。
日程は寺院と相談のうえ決めましょう。
場所
寺、自宅、斎場など、どこで行うか決めます。
招く人を決める
招く人の範囲と人数を決め、1ヶ月前までに案内状を送り、出欠の返事をもらいます。近親者には電話での連絡でもかまいません。
引き物の手配
引き物の手配をします。引き物には黒白か銀色の結びきりの水引のかけ紙をし、表書きは『志』などとします。
会食の手配
法要の後のお斎(会食)の会場や料理を手配します。
寺院への謝礼
寺院への御礼は、奉書紙に包むか白封筒に入れ、表書きは『御布施』とし、法要の前のあいさつの時に渡します。
僧侶に自宅や斎場まで出向いてもらう場合は、『御車代』を包みます。また、宴席に供応しない場合は、『御膳料』を包みます。
塔婆料
塔婆料を寺院に確認し、お布施とは別に包みます。
(納骨するとき)
石材店にお手伝いを頼むときは謝礼を準備します。