【内閣総理大臣賞】上村 五龍 展【書道篆刻家】

書道篆刻家 上村 五龍 展  【浄土三部経】

日 時:4月7日(土)~26日(火)9時~16時
会 場:法蔵寺 本堂 書院
料 金:無 料

 

新潟県出身の書道篆刻家上村五龍先生(昨年逝去)の展覧会を開催します。
篆刻(テンコク)とは、石や木に文字を刻むことです。
主に書道の落款や冠昌印に用いられることから書道の一つのジャンルになっています。

今回の上村五龍先生の展示会では、浄土三部経(無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経)を篆刻で印した巻物が法蔵寺本堂で展示されます。

浄土三部経は、浄土教(浄土宗、浄土真宗、時宗)の根本経典であり、我々がお称えしているお経はこの浄土三部経の一部をお称えしています。
なぜ「一部」かと言うと、すごく長い、からです。
そのすごく長いお経を上村先生は、篆刻で表現されました。

長すぎて法蔵寺本堂では広げきれない程の超大作です。

住職としましては、篆刻の浄土三部経を法蔵寺本堂で展示できることは、これ以上ありがたいことはないと思っています。大変意義深いものです。

本当にまたとないことですので、ぜひ足を運んでいただきたく思います。
お待ちしております。

浄土三部経のほか、書道作品、篆刻作品も展示しております(書院にて)

 

上村五龍 略歴
昭和四年 新潟県十日町生まれ
元毎日書道展会員
元全日本篆刻連盟評議員
日本書道教育会参与

【受賞歴】
内閣総理大臣賞
中国大使賞
石橋犀水賞
六十年記念賞
六十五周年記念賞
昭和蘭亭印集分刻
新潟県展奨励賞四回
創玄書道展準大賞
日展入選二回

【出 展】
平成二十六年 モナコ公国・日本芸術祭出陳
平成二十七年 ミラノ国際博覧会・日本館出陳
「アートメゾン・インターナショナル19」に掲載

石橋犀水先生・石橋鯉城先生・高橋晤堂先生
関 正人先生・松丸東魚先生に多大の益を受ける。

 

 

涅槃会 だんごまき【三春町法蔵寺】

毎年3月15日に行っていた涅槃会(だんごまき)を、今年から日程を変更しました。お子様が来やすい土曜日に変更してみました。
その効果もあったようで、大勢の小学生がお参りしてくれました。
おかげさまで満員御礼でした。

涅槃図の説明をして、涅槃会の法要をして、だんごまきをして、だんごをたくさん食べていただきました。
私が涅槃図の図解をさせていただきましたが、そこそこ伝わったようでよかったです。
初めてなので緊張しました。
カンニングペーパーも用意していたのですが、ほとんど見ないで説明できたのでよかったです^^

お釈迦さに感謝し、おいしいお団子頂きました。ごちそうさまでした。

南東北病院通所リハビリ 法話会

送り彼岸の9月26日、南東北病院通所リハビリで法話会をしてきました。
今回は『お彼岸の意味』と『五観の偈』についてお話しました。

自分で50人分のプリントを作っていったのですが、
足りなかったので50人超の方々にお聞きいただいたようです。
そんな大勢の方々にお聞きいただくに見合う話ができたかどうか、
甚だ疑問なのですが、45分間の法話をしました。

今年法蔵寺で関わった福祉施設が、あぶくま荘さん、三春南東北通所リハビリさん、日和田南東北デイサービスさん、南東北病院通所リハビリさん、の四つの事業所さんと関わりを持つことでき、非常にたくさんの利用者さんと出会い、お話することができました。非常にうれしく思っており、このご縁を大切にしていきたいと思っております。

また、次の機会を楽しみにして、お話のネタを考えたいと思います。
ありがとうございました。合掌

 

『あぶくま荘 彼岸法要』
http://houzouji.com/archives/5262

『南東北病院通所リハビリ 法話会』
http://houzouji.com/archives/5210

『日和田南東北デイサービス 蓮ツアー』
http://houzouji.com/archives/4998

『三春南東北リハビリ 法話会』
http://houzouji.com/archives/2139

あぶくま荘 彼岸法要

あぶくま荘さんの秋彼岸法要に行ってきました。
法要するときには、いつも利用者の皆さんが整列して待機していてくださり、恐縮してしまいます。

ご供養した後、ちょっとした法話をするのですが、
今回は『和顔愛語』の話をしました。
なぜかというと、あぶくま荘の玄関に立派な『和顔愛語』の額が飾られているからです。
お聞きするところによると、初代施設長さんがお書きになったものだそうですが、その書が素晴らしいのです。

今回も皆さんの元気なお姿を拝見できて嬉しかったです。
また春彼岸にお会いすることを楽しみにしております。