法然上人追慕念仏行脚

1月24日、大寒波が訪れ、寒風吹荒れる京都にて法然上人追慕念仏行脚(下記参照)に参加してきました。
お念仏(南無阿弥陀仏)を称える宗派が勢ぞろいし、その数、総勢200名超の大行列でした。
念仏をお称えしながら、およそ16キロの行程を歩きましたが、200名の坊さんがお念仏を称えながら歩くさまは、まさに圧巻でした。
昔は、長距離走で鳴らした私でしたが、四十を越えた身で歩ききれるか少々の不安があったのですが、なんとか最後まで満行することができました。
各所で法然上人の御回向をするのですが、浄土門200名超の読経はすばらしく感動的でありました。
宗門を超えて南無阿弥陀仏で一つになれた気持ちになれました。
途中の休憩で、おにぎりやおぜんざいお茶のご接待をいただき力が出ました。ありがとうございました。
念仏行脚を準備していただいた、京都念仏行脚連絡協議会の皆様ありがとうございました。

 

太秦西光寺を出発

嵐山公園

井戸来迎寺(禅林寺末)

寺戸来迎寺(光明寺末)

粟生光明寺(本山) 着
法然上人荼毘跡にて法要

念仏行脚とは、
建暦二年(1212年)正月25日、法然上人がお亡くなりになりました。
晩年は奈良、叡山の古い教団から迫害を受け、滅後の嘉禄三年(1227年)には叡山の衆徒が大谷の墳墓を暴いてご遺骸を鴨川に流そうと企てたので、上人の遺弟達は秘かにご遺骸の石棺を嵯峨に移し、更に太秦の西光寺に移しました。
翌安貞二年正月20日の夜、上人の棺より数条の光明が放たれ、南西の粟生野を照らすと言う奇瑞が現れましたので、同月25日ご遺骸をこの粟生野の地で荼毘に付し寺の裏山にご芳骨を納め御廟堂を建てました。
このことに因み毎年1月24日(お逮夜)に法然上人追慕の為に念仏行脚を営まれるようになりました。
(参照 西山浄土宗総本山 光明寺 ブログ)

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