高柴デコ屋敷の天狗張子

今、書院の床の間には、渡辺英治先生が描いた絵画が飾られています。
英治先生の絵は、高柴デコ屋敷の天狗張子の木型を描いたもので、私が幼少期の頃から当寺の庫裏に飾られていたものです。
その頃の私は『なんかこの絵、おっかね(怖い)』と思って眺めていました。この絵を見ると飾られていた古い境内でのたくさんの思い出がフラッシュバックしてきます。匂いまでしてくる感じがします。私にとってタイムマシンのような絵です。

たくさんのご縁に支えられていることを改めて実感します。
このご縁を大切にして、日々の報恩感謝しなければなりませんね。

 

蔓梅モドキ

今年も法蔵寺檀家の村上喜代治さんから立派な蔓梅モドキをいただきました。
ご自分で山から取ってきていただいたものなので尚の事ありがたいです。ありがとうございます。
たまに蔓梅モドキを売っているものを見るのですが、40センチくらいの枝一本で結構な値段がつけられているので驚いているところです。
お客様から「このオレンジの実、立派ですごいねぇ!」とお声をいただいております。
当寺お出での際には、ぜひこの蔓梅モドキをご覧ください。

いよいよお盆が近づいてきました。

檀家さんからこんな立派なホオズキを頂きました。
袋がとても大きく色も鮮やかですね。
玄関に飾らせていただきました。
橙色のツルウメモドキと一緒に玄関を彩ってくれてます。

玄関のサルスベリも開花しました。
やっぱり今年の花は開花が早い感じがしますね。
サルスベリ見ると「お盆がきたなぁ」と感じます。
夏の空とサルスベリと蝉の音がセットです。


お盆のお墓掃除で来寺される方が多くなってきました。
猛暑が続いていますので、熱中症にならないようくれぐれもご注意ください。
また、車の出入りが増えているので事故などないようそちらもご注意ください。

板橋地区 地蔵大菩薩開眼供養

先日、西田町板橋地区の地蔵尊移転・開眼法要をしてきました。
板橋の歴史あるお地蔵様が鎮座する立派な地蔵堂ができました。とても喜ばしいことだと思います。
元々はこの場所にあったお地蔵様だったのですが、何十年か前に何かの理由で渡辺孝雄さん宅の奥のほうに移転されていたお地蔵様だそうです。そのお地蔵様がこの度孝雄さんの『皆さんの前で、この地区とこの地区の子供を護っていただきたい』との発心により、板橋・高柴地区集会所の目の前に移転、安置されました。
元々あった場所に戻ったという感じです。

このお地蔵様は、お顔も綺麗に保存されていました。
私の勝手な推測ですが、孝雄さんのご先祖様がお地蔵様を守るために、人目につき難い自宅の奥のほうに移転したのではないか、と思いました。
ご先祖様が災難から救ったお地蔵様をご子孫が更に復興するというのは、昔話にでもでてきそうなくらい素晴らしい話だと思いました。
お近くにお寄りの際には、ぜひ板橋地蔵尊をお参りください。お地蔵様もきっとお喜びになられると思います。