介護の仕事 数年後にご家族との再会

私は数年前まで介護の仕事をしていました。
介護施設では季節に応じて、あるいは毎月さまざまな行事、イベントが企画されるのですが、
あるときに私が坊さんだということで「ちょっとは坊さんらしいことをやれw」とのお達しがあり、『蓮茶と説法会』みたいなことを企画しまして、あーだこーだとお話させていただきました。
そのとき、昭道住職筆のこの『念ずれば花ひらく』のお札をお土産にお配りしました。

それから数年が経った去年の夏、外で作務をしていたらお参りの方に声をかけられました。
『あの時、母が介護でお世話になりました。Kです。』
一瞬誰だかわからなかったんですが、すぐ思い出しました。

『あのお札いただいて、すごく肩の力が抜けてホッとしたんです。ホントありがたかったです』

と深々と頭を下げられ、大きな感謝を伝えていただきました。その方のお母様は、重度の認知症でした。常に徘徊、不穏。ご家族は介護でとてもご苦労されていました。

正直そんなに深い意味もなくお配りしたお札だったのですが、ご家族の大きな力になっていたことに驚きました。すぐに住職に伝えましたが住職も大変喜んでしました。『それだけで作った甲斐があったなぁ』と。

一つの言葉で人を救うことができるのですね。実感として理解できた大変貴重な機会でした。
利用者さんとご家族のお陰で気づくことができました。ありがとうございました。

人のためになるような言葉を使っていかなければなりませんね。

法蔵寺でお配りしていますので、どうぞお持ち帰りください。

三春中学校一年生

今年も三春中学校の一年生が総合の授業で法蔵寺に勉強に来てくれました。
三春の寺社仏閣、商店、工場など各グループがテーマを持って勉強するとのことでした。
うちに来てくれたのは、『三春の寺社仏閣の歴史と伝説』をテーマにしている2グループが来寺されました。

約束の時間は朝10時からでした。
私は外で所用があったため朝から出かけていたのですが、9時45分頃、用を済ませて急いで寺に戻ってくると、寒空の下、山門で寒そうに10時になるのを待っている姿がありました。
律儀に時間まで待っている姿を見たとき、素直でまじめな子たちなんだとわかりました。
本堂に入るよう声かけしました。

各々自己紹介していただき、お線香でお焼香してもらってから勉強しましたが、みんな焼香の姿が様になっていてきれいな所作でした。
それから法蔵寺の歴史、伝説の話をさせていただきました。
だいたい40分の2セットって感じでした。

去年も三春中学校一年生が来てくれましたが、やはり初雪が降りとても寒い日でした。
なぜか三春の中学生が来るときは寒い日なので、風邪引かずに歩けたか心配になります。
まぁそこは元気な三春の子なので大丈夫かな。

こういう機会で三春の歴史や、良さを知るのはとてもいいことですね。
今度は遊びにきてください。

去年の総合の学習
『三春中学校一年生』
http://houzouji.com/blog/index.php?e=392

真照寺 「紅葉!三春城下名所ライトアップ28」

先日、三春町新町の真言宗三春藩主祈願所「真照寺」さんの方丈庭園ライトアップを拝観してきました。

本堂の角を回り、境内の裏手にある方丈庭園に向かうと、ライトアップされた大きな紅葉が目に飛び込んできました。
急にライトアップされた紅葉と庭園が目に入ってくるので、その突然のドラマチックな情景に驚きました。
大きな紅葉が7,8本くらいあったでしょうか。どれも立派な紅葉で、茜、朱、緑のグラデーションになっていてとてもきれいでした。
その紅葉が池に映り、これがまた幻想的でした。ほんと圧倒的な景観。素晴らしかったです。
また、遅い時間に伺ったのにも関わらず、真照寺ご住職に案内していただいてありがたかったです。
三春の名物がまた一つ増えたと思います。
ぜひぜひ真照寺さんにお参りいただきたいと思います。

【写真 渡辺勝】

この真照寺方丈庭園は、法蔵寺でも大変お世話になっている磐梯造園親方と法蔵寺檀家の佐久間瞳さん(磐梯造園)が設計施工されました。
春の法蔵寺の桜が三春町内からよく見えるようになったのも、磐梯造園のみなさんが墓地の杉を何十本も伐採し危険な作業を顧みず施工していただいた賜物なんですが、今度は真照寺さんで素晴らしいお仕事をされたようです。
さすがですね。

 

早川雅信展

先日、法蔵寺檀家の早川雅信さんの個展を開催している本宮市白沢ふれあい文化ホールに行ってきました。
文化ホール全館を使った大きな個展で驚いきましたが、そこに所狭しと、早川さんの大作が飾られていました。
本宮市や三春町などの故郷や、国内外の風景画が描かれていました。四季の気温、風、肌触りも伝わってくるようなすごい風景画でした。

伺った日は、ちょうど早川さんのデッサンライブが行われる日で、大勢の方が早川さんのデッサンを勉強に来ていました。
早川さんがデッサンの書き方を話しながらライブが進行していくのですが、驚いたのはその筆の速さ!
プロってうまいだけじゃなく、書くのも速いのですね。みるみるうちに仕上がっていくデッサンを見ているのが面白かったです。
ものの30分で下書きが終わり、45分くらいで彩色してしましました。びっくりです。
もちろん仕上がった作品も素晴らしいものでした。

文化ホールの2階には法蔵寺の枝垂桜の絵も飾られていました。一番目立つところに配置していただいたようでありがたかったです。
拝観者さんたちも桜の絵の前で立ち止り、感心して見ておられましたが、『これ、うちの桜です』と自慢したくなりましたにかっ

10月30日まで催されているので、ぜひ足を運んでください。

早川雅信展 ~ふるさとへの思いを込めて~
会場:本宮市白沢ふれあい文化ホール
日時:10月2日(日)~30日(日) 休館日 月曜日
入場無料